本記事にはプロモーションが含まれています。
別荘を購入する際、多くの人が物件価格に注目しがちですが、実は購入後の維持費こそ長期的に大きな負担になることも。特に、管理が行き届かないと建物の劣化が進み、結果的に修繕費用がかさむ可能性もあります。
本記事では、那須の別荘管理費の内訳や相場、さらに維持費を節約する方法について詳しく解説します。

こんにちは。当ブログ「那須別荘暮らしの手帖」の管理人です。
那須別荘&10年間の別荘管理業務の経験を生かし、移住を考えている方や別荘オーナーのお役に立つ情報を発信しています。ぜひほかの記事も参考にしていただけるとうれしいです。
那須の別荘管理費・維持費の内訳と相場
固定費
固定資産税: 別荘を持つと、毎年固定資産税を支払う必要があります。固定資産税の額は土地や建物の評価額によって異なりますが、
- 一般的な別荘(1000万~3000万円クラス):年間5~15万円程度
- 高級別荘(5000万円以上):年間20万円以上
が目安です。
管理費:別荘地の管理費は、道路や水道の開発や維持管理にかかる費用を別荘地所有者全員で負担する共益費です。土地の面積に応じた額となるのが一般的です。別荘地や物件の規模、立地、管理内容などによって異なりますが、年間5万円~20万円程度が一般的。
個別で依頼する建物管理の委託費用 :別荘を快適に維持するために、管理会社にメンテナンスを依頼するオーナーも少なくありません。管理内容によって費用は異なりますが、おおよそ年間10万円~30万円。
- 定期巡回
- 通風作業
- 水抜き・水出し作業
- ゴミ回収
- ポスト投函物整理
- 室内清掃
- 災害時の確認
といった内容が一般的です。
セキュリティサービス:別荘は長期間留守になることが多いため、防犯対策も重要です。
光回線:リアルタイムで防犯カメラ映像などをスマホやパソコンで確認する場合や、スマート家電などを活用するには導入は必須です。
- 月額5000円程度
火災保険・地震保険: 那須は自然災害リスクが比較的低いですが、万が一に備えて火災保険や地震保険に加入するのが一般的です。
- 火災保険:年間4万円~6万円
変動費
水道・電気・ガス代
- 水道代:町営水道の場合 別荘の規模にもよるが月額2000~3000円が一般的。
私営(専用水道)の場合 その管理会社によって異なるが年間3万円~5万円が一般的。
- 電気代:夏や冬にエアコンを使用すると、月5000円~1万円程度かかることも。
- ガス代(プロパンガス):使用量により異なりますが、月5000円~1万円が目安。
- 灯油代:季節によって異なりますが、月5000円~1万円が目安。
清掃・メンテナンス費用
- ハウスクリーニング(年2回) :1回あたり2万~5万円
- 庭の手入れ(草刈り・剪定) :年間5万~15万円
- 屋根や外壁の塗装(10~15年に1回) :100万円前後
浄化槽メンテナンス費用
- 保守点検費用・法定検査(年3回~4回):2万円前後
- 汲み取り(使用頻度によるが3・4年に1回):2~5万円程度
別荘の価値を維持するために自分たちでできること
建物の定期メンテナンス
- 定期的に建物のメンテナンスを行うことで、外壁の劣化や傷などに早く気付くことができます。高圧洗浄機などを使用し外壁や駐車場の汚れを落とすことで、業者へ依頼する費用も削減できます。洗車やお風呂場のカビ落としなど、さまざまな場所で大活躍。別荘購入後には必須アイテムです。
防犯カメラの導入
- 空き巣被害が増えている那須の別荘エリア。最近では工事不要で簡単に設置が出来る防犯カメラも。防犯機能だけではなく、不在の間に野生動物に荒らされることなども。別荘の異変にいち早く気が付くためにも防犯カメラの導入は必須です!
>>【別荘のセキュリティ対策】防犯カメラの基本知識とおすすめ人気メーカー3社
まとめ:維持コストを抑えながら快適な別荘ライフを
別荘は、確かに維持費用がかかりますが、都会の喧騒から離れ、自然の中で過ごす時間は何にも代えがたい贅沢な時間ですよね。広大な自然に囲まれた、あなただけの特別な空間。快適で心地よい別荘ライフを楽しむために、必要なコストはしっかりとかけつつ、自分たちでできることは行い賢くコストを抑えましょう。