【体験談】那須に移住して13年|ママ友・子育てについて話します

田んぼを歩く娘
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子育てママ
子育てママ
  • 「自然に囲まれた場所で、子育てをしてみたい」
  • 「人間関係はどうなんだろう…?」
  • 「ママ友ができるか不安…」

そんな風に、地方移住を真剣に考えているママの中には、期待と同時にたくさんの不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

管理人
管理人

こんにちは。私は13年前に単身で那須へ移住し、現在は夫と小学生になった娘、6匹の保護猫たちと一緒に、那須の自然に囲まれながら楽しく暮らしているママです。

最初は友人が1人しかいない状態でのスタートでしたが、今では信頼できるママ友にも恵まれ、地域とのつながりの中で、穏やかに暮らせています。
今回はそんな私の「那須移住と子育て」体験談を、お話したいと思います。


単身移住から家族との暮らしへ

13年前、私は那須に単身で移住しました。
当時は大きな決断でしたが、移住のきっかけになったのは、那須に先に移住していた友人の存在でした。

その友人が楽しそうに暮らす様子を見て、「私もこんな生活がしたい」と思い、思い切って一歩踏み出したのです。

最初は右も左も分からない土地で、知り合いもほとんどいない状態。
ですが数年後、那須で出会った夫と結婚し、子どもにも恵まれました。

今では家族で那須の四季折々の自然を感じながら、毎日楽しく暮らしています。


子育てとママ友との出会い

私はもともと、大勢の友達がいるタイプではなく、「数人信頼できる友人がいれば十分」と思っているタイプです。

そんな私でも、那須で信頼できる友人やママ友と出会い、子育ての悩みや家庭のことまで自然に話せる関係を築くことができました。

きっかけは、先に移住していた友人が紹介してくれた地域のコミュニティ。
その繋がりで出会った友人と今ではお互いママとなり、とても大切な存在です。

また、現在の家に引っ越してから、偶然にも近所に同じ時期に移住してきた同じ年代のご家族とも仲良くなり、今では留守中の猫のお世話をお互いにお願いできるほどの関係になりました。

那須では、移住者同士が自然と助け合う雰囲気があると感じます。
近くに親族がいない分、いざという時に支え合える仲間の存在はとても心強いです。


「移住者同士の絆」が育まれる理由

那須に移住して感じたのは、「気が合うな」と感じる人の多くが、やはり同じように移住してきた人だということ。

きっと「那須が好き」「自然の中で暮らしたい」という価値観が近いからこそ、会話のテンポや感性が合うのだと思います。

地元出身のママさんたちはとても穏やかで、控えめな印象の方が多いです。
なので、最初は距離感があるように感じることもあるかもしれませんが、一対一で話すととても温かく迎えてくれます。

ですので、これから那須に子育て移住を検討している方も、「地域に馴染めるかな?」と過度に心配する必要はないのかなと思います。


子育て支援施設やコミュニティも充実

那須町には、子育て世帯に向けた支援施設やイベントがあります。

私も娘が赤ちゃんの頃は、一日中家の中で二人きりだと息が詰まる時があったので、那須町の「子育て支援センター」は良く利用させてもらいました。そこで定期的に行われていた、「親子ヨガ」「ベビーマッサージ教室」などに参加し、息抜きのとても良いリフレッシュ時間になりました。

またさまざまな子育てイベントが定期的に開催されているので、自分さえその気になればいくらでもお友だちの輪を広げていけると思います。


那須の子育ては「マイペース」が基本

那須は車社会なので、買い物も遊びも車なしでは成り立ちません。

休日に子どもが仲の良いお友達と遊びたいといっても、親の送迎が必須になります。

これはなかなか面倒なので、必然的に家族単位で過ごすことが増えます。

休日に会うのは、本当に気の合うママ同士でだけなので、余計なストレスなく過ごすことが可能です。

そのため、過剰に情報に振り回されたり、気を遣いすぎたりすることもほとんどありません。

人と合わせることがあまり得意ではない私にとっては、何をするにも自分のペースで出来ることはとてもありがたいことです。

特に孤独感を感じることもなく、自然体で子育てができる、この環境がとても心地よいです。


親の送迎が当たり前。でもその時間も大切に

前述したとおり、学校、部活動、習い事、すべてにおいて親の送迎が基本になります。

おそらく子どもが自分自身で移動が出来る手段(原付バイク・車の免許)を得るまでは。

一見大変そうに感じるかもしれません。

私自身もその事に気が付いたときは驚愕しましたが、今ではその送迎の時間を、娘と会話できる「貴重な時間」だと思っています。

家にいると、家事や仕事に追われてしまい、なかなか向き合って話す時間が持てない。
でも、車の中なら自然と話せるし、学校のことや友達のこと、最近あったことなど、娘の本音を聞ける場にもなります。

あと十数年もすれば、娘はきっと巣立っていきます。

だからこそ、今のこの時間を大切にしたいと思っています。


那須での暮らしは、子どもとの「濃い時間」が流れる

都会のように、放課後にふらっと友達の家へ遊びに行く。

そんな生活は、那須ではなかなか実現できません。

でもその分、家族単位で過ごす時間が自然と増えます。

那須は季節の変化がはっきりしているので、春には新緑を楽しみ、夏は近所で蛍鑑賞会をし、秋は紅葉ひろい、冬は庭で雪あそび。

都会では体験できない、自然とともに生きる子育てが実現できます。

今は学校から帰って来た娘と散歩に出かけ、春の季節を楽しんでいます。

そういった「日常」が、那須で子育てをする醍醐味だと思います。


移住を悩んでいるあなたへ

ここまで、私の那須移住と子育ての体験談をお話してきました。

もちろん、地方移住には不便なこと(医療機関・習い事の選択肢の少なさ、移動手段が限られる、車が壊れたらどこへも行けないetc,,,)もたくさんあります。

でも、その不便さを上回るだけの「心の豊かさ」や「人のありがたさ」「家族との時間の幸福感」を、那須で感じています。

移住を迷っている方の中には、不安で踏み出せない方も多いと思います。

でも安心してください。私も不安からのスタートでしたが、今では「那須での暮らしが幸せ」と、このような記事をうわべではなく、本心で書いています。

あなたにとって心地よい暮らしと、大切な人との出会いが那須移住で見つけられますように。

心から応援しています。

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